29日の東京株式市場は、軟調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7300円-2万7700円を想定。(28日終値2万7518円25銭)
米国株は下落。ダウ平均は37ドル安の32394ドルで取引を終えた。米国株安を受けて売りに押される展開を予想する。
手がかり材料難のなか、日経平均株価の25日移動平均線(28日時点で2万7598円)が上値を抑える格好にあり、同線が意識される展開が続きそう。
一方で、3月配当・権利付きの最終売買日にあたることから、高配当銘柄などへの個別株物色が活発化する場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=130円台の後半(28日は131円15-17銭)とやや円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=141円台の後半(同141円91-95銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比60円安の2万7230円だった。
【好材料銘柄】
■インターライフホールディングス <1418>
前期最終を79%上方修正。
■スターティアホールディングス <3393>
今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額。
■レーサム <8890>
今期経常を15%上方修正、配当も5円増額。
■イメージ ワン <2667>
川辺風力発電事業から撤退に伴い、工事負担還付金2900万円を特別利益に計上。また、稼働済太陽光発電所の販売契約締結。販売額は6.2億円。
【主な経済指標・スケジュール】
29(水)
【国内】
配当・優待権利付き最終売買日
【海外】
米2月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
米下院で米銀破綻に関する公聴会
米7年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
