5日の東京株式市場は、軟調な展開か。現地4日の米国株式が下落した流れを受け、売り優勢スタートとなりそう。
米国株は下落。ダウ平均は198ドル安の33402ドルで取引を終えた。米国株安を受けて、売りに押されると予想する。
日経平均株価の予想レンジは、2万7900円-2万8400円(4日終値2万8287円42銭)
日経平均株価は3日続伸していた反動もあり、利益確定売りに押される場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=131円台の半ば(4日は132円60-62銭)、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の前半(同144円86-90銭)と、円高方向に振れており、輸出関連銘柄には重しとなりそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比170円安の2万8090円だった。
【好材料銘柄】
■東洋建設 <1890>
24年3月期は年間配当を63円(前期は25円)に大幅増配する方針。また、中期経営計画期間における株主還元方針の詳細を発表。23~25年度の配当性向を100%に設定し、26年度以降は自己資本比率40%を目安に積極的な配当を継続する(下限50円)。
■ブロッコリー <2706>
前期経常を69%上方修正。
■ケイティケイ <3035>
上期経常が25%増益で着地・12-2月期も44%増益。また、株主優待制度を新設。毎年8月20日時点で2000株以上を保有する株主を対象に、株主優待ポイントを付与する。詳細は未定。
■ユニフォームネクスト <3566>
3月売上高は前年同月比26.8%増と増収基調が続いた。
■シンニッタン <6319>
日本製鉄 <5401> が日鉄物産 <9810> に対して実施するTOBに応募。②れに伴い、24年3月期に投資有価証券売却益5.2億円を特別利益に計上する。
■トランザクション <7818>
上期経常を36%上方修正・最高益予想を上乗せ。
【主な経済指標・スケジュール】
5(水)
【国内】
《決算発表》
ダイセキ、壱番屋、サンエー、西松屋チェ、不二越、トーセイ、薬王堂HD、瑞光、三協立山、カネコ種、ダイセキソリュ
【海外】
米3月ADP全米雇用リポート(21:15)
米2月貿易収支(21:30)
米3月ISM非製造業景気指数(23:00)
休場:中国、香港(清明節)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
