23日の東京株式市場は、続落後、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万400円-2万600円。
休場明けのNYダウ平均が301ドル安と大幅下落した。IMFの見通し引き下げなどを受けて世界的景気減速が改めて意識される展開。一部報道から米中関係の改善期待がはく落したことなども売り材料となった。
朝方は売りが先行するとみられる。落ち着きどころを探る動きが見込まれるなか、時間外取引での米株価指数先物の動きに対して、神経質な展開が続きそう。
値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かうことも想定される。
為替市場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(22日終値は109円42-43銭)、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の前半(同124円23-27銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所終値比135円安の2万425円だった。
【好材料銘柄】
■PR TIMES<3922>
VR関連のプレスリリースをVRニュースメディア「PANORA」へ掲載開始。
■電通国際情報サービス<4812>
前期経常を17%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■コンテック<6639>
株主優待制度を変更。100株以上500株未満保有株主へ贈呈するクオカードの金額を現行の500円から1000円に増額する。500株以上保有株主の優待品は変更なし。
■タカギセイコー<4242>
東証が23日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
■スーパーツール<5990>
4-12月期(3Q累計)経常が19%増益で着地・10-12月期も18%増益。
■エッチ・ケー・エス<7219>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.08%にあたる1万5000株(金額で4800万円)を上限に、1月23日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■シャノン<3976>
富士通コミュニケーションサービスとマーケティング導入運用定着支援で業務提携。富士通コミュニケーションはシャノンのマーケティングオートメーションツール「SHANON MARKETING PLATFORM」の代理販売と導入・運用支援サービスを行う。
■レントラックス<6045>
インフルエンサーマーケットプレイスを運営するシンガポール・Hiipへ出資。
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
23(水)
黒田日銀総裁会見
日銀、経済・物価情勢の展望(展望レポート)を公表
12月貿易統計(8:50)
11月全産業活動指数(13:30)
《決算発表》
東会舘、カワチ薬品、日電産
【海外】
米11月FHFA住宅価格指数(23:00)
《米決算発表》
テキサス・インスツルメンツ、フォード・モーター、プロクター・アンド・ギャンブル、プログレッシブ・コープ、ユナイテッド・テクノロジーズ、アボット・ラボラトリーズ、コムキャスト、ノーザン・トラスト、アンフェノール、キンバリークラーク、ラムリサーチ、バリアン・メディカル・システムズ、シトリックス・システムズ、ザイリンクス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
