20日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万1200円-3万1600円を想定。(19日終値3万1430円62銭)
米国株は下落。ダウ平均は250ドル安の33414ドルで取引を終えた。
米国の長期金利が上昇し、これを受けて米国株も下落したことから、日本株は警戒売りに押されると予想する。
きのう19日の日経平均株価は、3日ぶりに大幅反落。弱い動きの継続や、現地19日の欧米株式が下落していることから、売り先行スタートとなりそう。手がかり材料に欠けるなか、週末要因も重なり、模様眺めムードが広がりそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の後半(19日は149円80-81銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の半ば(同157円85-89銭)と、やや円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比85円安の3万1315円だった。
【好材料銘柄】
■テクミラホールディングス <3627>
中期経営計画を策定。28年2月期に経常利益14億円(23年2月期実績は3.8億円)を目指す。
■ラクスル <4384>
今期最終を一転32%増益に上方修正・最高益更新へ。
■三和ホールディングス <5929>
上期経常を一転36%増益に上方修正・最高益更新へ。
■マイネット <3928>
コンサルティング事業を展開するDigonの株式を取得し子会社化する。
■ティムス <4891>
帝京大学と腎機能バイオマーカーに関する共同研究契約を締結。また、北海道大学、金沢大学との共同研究契約の締結手続きを完了。
■西松屋チェーン <7545>
投資会社エフィッシモ キャピタル マネージメントが19日付で提出した大量保有報告書によれば、エフィッシモの西松屋チェ株式保有比率は5.63%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
【主な経済指標・スケジュール】
20(金)
9月全国消費者物価指数(8:30)
臨時国会召集
《決算発表》
東製鉄、岩井コスモ、サーティワン
【海外】
中国10月の最優遇貸出金利(LPR)
《米決算発表》
アメリカン・エキスプレス
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
