軟調な展開か

20日の日経平均株価は、反落後も軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万9400円-2万9700円。
NYダウ平均は123ドル安の34077ドルで取引を終えた。ハイテクを中心にグロース株が弱く、終日軟調な展開だった。米国株の下落に対してはネガティブな反応が強めに出ると予想する。
日経平均株価は25日移動平均線(19日時点で2万9539円)を支えに、きのう19日まで3日続伸となっていたが、上値の重い展開が続いていた。
ただ、手がかり材料難のなか、新型コロナウイルスの感染拡大で、大阪府はきょう20日にも国に対して緊急事態宣言の発出を要請することを正式に決定する見込み。東京都も、緊急事態宣言の要請を検討すると報じられるなど、人の流れが大幅に制限される可能性が浮上。経済への影響を警戒して手控えムードが広がり、弱含みの動きとなることも想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(19日は108円21-23銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円06-10銭)と小動き。
。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比350円安の2万9340円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■明豊ファシリティワークス <1717>
前期経常を29%上方修正、配当も9円増額。
 
■SANEI <6230>
前期経常を30%上方修正・3期ぶり最高益更新へ。
 
■タカキタ <6325>
前期経常を一転8%増益に上方修正。
 
■イーグル工業 <6486>
前期経常を一転21%増益に上方修正。
 
■インスペック <6656>
ロールtoロール型検査装置などの大型受注を獲得。受注金額は約4.8億円。22年4月期に納入する予定。
 
■南陽 <7417>
前期経常を17%上方修正、配当も11円増額。
 
■みちのく銀行 <8350>
前期経常を2.2倍上方修正。
 
■シュッピン <3179>
前期経常を32%上方修正、配当も5円増額。
 
■ゼネラル・オイスター <3224>
中国でカキの陸上養殖方法に関する特許査定を取得。
 
■日本調剤 <3341>
前期経常を一転13%増益に上方修正。
 
■ネクストウェア <4814>
非金融分野におけるブロックチェーン技術の戦略策定事業に参画。
 
■エスクロー・エージェント・ジャパン <6093>
りそな銀行と埼玉りそな銀行のアプリ完結型住宅ローンに係る融資業務サポートを開始。
 
■KOA <6999>
前期経常を30%上方修正。
 
■NOK <7240>
前期経常を一転4%増益に上方修正。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
20(火)
【国内】
2月第3次産業活動指数(13:30)
20年国債入札
《決算発表》
マクアケ、ゲンキードラ
 
【海外】
米アップルの新製品発表会
《米決算発表》
ネットフリックス、プロクター・アンド・ギャンブル、トラベラーズ、アボット・ラボラトリーズ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップ・モリス、ロッキード・マーチン
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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