9月1日の日経平均株価は軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万3000円-2万3300円。
前日8月31日の日経平均株価は一時、前営業日比で400円以上も上げ、2万3300円台半ばまで上昇したが、取引終了にかけて上げ幅を縮小。257円高の2万3139円で終えた。
上値の重さや手がかり材料難から、弱含む場面がありそう。具体的な政策を見極める必要があり、総裁選が終わるまでは様子見ムードも漂いそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の後半(8月31日終値は105円82-83銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=126円台の前半(同125円84-88銭)と円安方向にある。円安・ドル高に振れているのが支援材料。心理的な節目の2万3000円近辺の水準では押し目買いが入り、下値は堅いだろう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所終値比60円安の2万3100円だった。
【好材料銘柄】
■チエル <3933>
9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
■トリケミカル研究所 <4369>
上期経常は一転29%増益で上振れ着地。
■ダントーホールディングス <5337>
今期最終を2.8倍上方修正。
■フロンティア・マネジメント <7038>
東証が9月7日付で東証1部に市場変更する。
■トランザクション <7818>
今期営業を21%上方修正・最高益予想を上乗せ。
■ツカダ・グローバルホールディング <2418>
海外挙式の販売を手掛けるグロリアブライダルジャパンの全株式を取得する。
■ハイパー <3054>
ビットブレインが提供する医療機関向けリモートデスクトップツール「SPG-Remote Medical」を販売開始。
■ロコンド <3558>
BEENOS <3328> と越境ECの包括的業務提携を締結。国産ブランドやD2Cの海外販売を加速。
■アクロディア <3823>
新型コロナウイルス対応PCR検査サービスで検査機関の早川予防衛生研究所とパートナーシップ。
【主な経済指標・スケジュール】
1(火)
【国内】
7月失業率(8:30)
7月有効求人倍率(8:30)
4-6月期法人企業統計(8:50)
8月新車販売台数(14:00)
8月軽自動車販売台数(14:00)
10年国債入札
《決算発表》
伊藤園、アインHD、ウチダエスコ、ダイサン、ナンシン
【海外】
ユーロ圏7月失業率(18:00)
米8月ISM製造業景気指数(23:00)
米7月建設支出(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
