軟調な展開か

7日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2000円-2万2300円。
6日の米国市場では、ダウ平均が一時400ドルを超える下げとなったものの、引けでは66ドル安と持ち直した。トランプ米大統領による突然の追加関税の引き上げ表明で、米中の貿易協議に対する先行き不透明感が台頭するとみられ、大型連休前の楽観ムードには若干水が差された格好となり上値は追いづらいだろう。寄った後は為替や米株先物をにらみながら神経質な展開が続くと予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の後半(4月26日終値は111円67-68銭)、ユーロ・円が1ユーロ=123円台の後半(同124円40-44銭)と円高に振れている。輸出関連銘柄には重しとなりそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4月26日の大阪取引所終値比45円安の2万2205円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■明星工業 <1976>
前期経常を一転16%増益に上方修正・最高益、配当も8円増額。
 
■日本パレットプール <4690>
前期経常を2.2倍上方修正。
 
■M&Aキャピタルパートナーズ <6080>
今期経常を33%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■沖電気工業 <6703>
前期経常を19%上方修正。
 
■日本マイクロニクス <6871>
上期経常を一転19%増益に上方修正。
 
■サノヤスホールディングス <7022>
前期最終を84%上方修正。
 
■新明和工業 <7224>
今期経常は1%増益、42円増配へ。
 
■都築電気 <8157>
前期経常を29%上方修正、配当も10円増額。
 
■アークランドサービスホールディングス <3085>
1-3月期(1Q)経常は19%増益で着地。
 
■Aiming<3911>
1-3月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
 
■日本エス・エイチ・エル<4327>
上期経常が29%増益で着地・1-3月期も22%増益。
 
■アクモス <6888>
7-3月期(3Q累計)経常は65%増益・通期計画を超過。
 

 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
7(火)
4月新車販売台数(14:00)
4月軽自動車新車販売台数(14:00)
《決算発表》
オリックス、カプコン、HOYA、ジョイ本田、マクニカ富士、サカイ引越、ミルボン、ニチアス、アトム、ノジマ、長瀬産、ヤマハ発、アクシアル、スパークスG
 
【海外】
米3月消費者信用残高(5/8 4:00)
《米決算発表》
エマソン・エレクトリック、ジェイコブズ・エンジニアリング・グループ、AES、トリップアドバイザー
 
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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