軟調な展開か。

 
15日の日経平均株価は軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2900円-2万3200円。
14日のNYダウ工業株30種平均は小幅ながら6営業日ぶりに反落し、前日比1ドル安の2万7781ドルで終えた。連日で過去最高値を更新してきたことから、相場の過熱感を意識した売りに押された。
ただダウ平均が高値圏を維持しているほか、S&P500種株価指数は14日も最高値を付けており、日本株に対しても投資家心理の支えとなりそうだ。
 
米中間の貿易交渉を巡る不透明感が引き続き意識されており、週末ということも相まって動向を見極めたいとの様子見気分が強まりそうだ。外国為替市場で1ドル=108円台半ばまで円高・ドル安が進んでおり、輸出関連株には逆風となる。日経平均は前日終値(2万3141円)近辺での推移が想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比30円高の2万3150円だった。
 
海外では、10月の中国70都市の新築住宅価格動向が発表される。日本時間夜には10月の米小売売上高や米鉱工業生産指数の発表も予定されている。
10月の統計が米国景気の底堅さを示す結果となれば株式相場全体の支えとなる可能性があり、関心を集めそうだ。
 
 
【好材料銘柄】
 

■技研ホールディングス <1443>
上期経常は一転2.9倍増益で上振れ着地。
 
■オープンハウス <3288>
今期経常は15%増で8期連続最高益、実質増配へ。
 
■ファインデックス <3649>
今期経常を11%上方修正。
 
■チエル <3933>
上期経常が黒字浮上で着地・7-9月期は5.7倍増益。
 
■TYK <5363>
今期経常を24%上方修正、配当も0.5円増額。
 
■エクストリーム <6033>
20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比8.4倍の6.4億円に急拡大し、通期計画の10億円に対する進捗率は64.8%に達し、5年平均の33.1%も上回った。
 
■ライドオンエクスプレスホールディングス <6082>
今期経常を34%上方修正・4期ぶり最高益更新へ。
 
■レアジョブ <6096>
今期経常を40%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、12月5日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施する。
 
■木村化工機 <6378>
今期経常を40%上方修正。
 
■キュービーネットホールディングス <6571>
7-9月期(1Q)税引き前は60%増益で着地。
 
■三櫻工業 <6584>
今期経常を2倍上方修正、配当も9円増額。
 
■C&Gシステムズ <6633>
1-9月期(3Q累計)経常が55%増益で着地。発行済み株式数(自社株を除く)の2.04%にあたる20万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■ウインテスト <6721>
中国に半導体検査装置の子会社を設立し、同国へ事業進出する。
 
■RVH <6786>
上期経常は黒字浮上・通期計画を超過。
 
■多摩川ホールディングス <6838>
上期経常が黒字浮上で着地・7-9月期も黒字浮上。
 
■CRGホールディングス <7041>
今期経常は41%増で2期ぶり最高益更新へ。
 
■インティメート・マージャー <7072>
今期経常は57%増で2期連続最高益更新へ。
 
■プレミアグループ <7199>
上期税引き前は2.9倍増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.5%にあたる60万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■IMV <7760>
今期経常は53%増益、前期配当を0.5円増額・今期も8.5円継続へ。
 
■KADOKAWA <9468>
今期経常を74%上方修正・4期ぶり最高益、配当も10円増額。
 
■セキュアヴェイル <3042>
上期経常は2.5倍増益で上振れ着地。
 
■エボラブルアジア <6191>
今期税引き前は2.9倍増で2期ぶり最高益、3円増配へ。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】

 
【国内】
15(金)
予定はありません
 
【海外】
米10月輸出入物価指数(22:30)
米11月ニューヨーク連銀景気指数(22:30)
米10月小売売上高(22:30)
米10月鉱工業生産(23:15)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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