軟調な展開か。

19日の日経平均株価は、軟調な展開か。
日経平均株価予想レンジは、2万7700円-2万7900円。
前週末の弱い動きが継続するとみられるほか、米国株は3指数がそろって下げた上に引け味も悪く、日本株も売りに押されることになるだろう。
NYダウ平均は299ドル安の34687ドルで取引を終えた。良好な米6月小売売上高を受けて買いが先行したが、その後に出てきた7月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が弱い内容となったことでセンチメントが悪化。下げに転じた後は下値模索が続いた。海外からの買い材料が乏しい状況では、リスク回避の売りだけが急がれる。・
また、4-6月期決算発表の本格化を控え手がかり材料が乏しいなか、東京都で1日あたりの新型コロナウイルスの新規感染者数が、18日まで5日連続で1000人を超えている。感染収束への先行き不透明感も重しとなるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(前週末16日は110円16-17銭)、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の後半(同130円00-04銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同16日の大阪取引所清算値比140円安の2万7790円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■エムビーエス <1401>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.29%にあたる10万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月19日から22年5月20日まで。
 
■シード平和 <1739>
前期経常を28%上方修正・3期ぶり最高益、配当も3円増額。
 
■ファーマフーズ <2929>
ロート製薬 <4527> と資本業務提携。高付加価値の新規育毛剤、機能性食品、スキンケア製品の共同開発などを行う。
 
■ネットマーケティング <6175>
前期経常を48%上方修正。
 
■CDS <2169>
上期経常を一転10%増益に上方修正。
 
■ゲンダイエージェンシー <2411>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の9.97%にあたる150万株(金額で4億5000万円)を上限に自社株買いを実施する。
 
■ひらまつ <2764>
マルハン太平洋クラブインベストメント及び太平洋クラブと資本業務提携。両社を割当先とする2613万6200株の第三者割当増資を実施する。発行価格は176円。一方、アドバンテッジアドバイザーズとの事業提携契約を解消。
 
■竹本容器 <4248>
上期経常を一転1%増益に上方修正。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
19(月)
【国内】
6月首都圏マンション発売(13:00)
 
【海外】
《米決算発表》
IBM
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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