軟調な展開か。

3月1日の東京株式市場は、軟調な展開か。
欧米株式が下落した動きを受け、株価指数先物を中心に売りが先行するとみられる。
日経平均株価の予想レンジは、2万1800円-2万2100円を想定する。
シカゴ日経平均225先物水準からは、日経平均は22000円割れかつ、5日線を割り込んでのスタートとなりそうで、チャート形状も悪化する。
きのう300円以上下げており、安く寄った後の下値は限定的と考えるが、買い材料には乏しく、戻りも鈍いと予想する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の半ば(2月28日終値107円07-08銭と円高に振れている。
円高の進行を嫌気して輸出関連銘柄に売り圧力が強まる場面も想定される。日経平均株価は、16年7月から18年2月まで20カ月連続で月の第1営業日に上昇したアノマリーがあるが、継続されるかどうか注目されそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所終値比190円安の2万1910円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■スターティア <3393>
今期配当を3円増額修正。
 
■イー・ギャランティ <8771>
3月15日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■丹青社 <9743>
前期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も6円増額。
 
■アルトナー <2163>
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■メドレックス <4586>
「薬剤と有機溶媒と親油性膏体基剤と粉体を配合した貼付製組成物」に関する国内特許査定を受けた。
また、第一三共 <4568> と、メドレックスの経皮吸収技術「NCTS」を用いた開発候補品の共同開発契約を結んだ。
開発・販売の進捗に応じたマイルストーン収入を受領するほか、上市後は第一三共に独占的に製品供給する予定。今期業績予想に織り込み済み。
 
【主な経済指標・スケジュール】
1(木)
10-12月期法人企業統計(8:50)
2月消費動向調査(14:00)
2月軽自動車新車販売台数(14:00)
2月新車販売台数(14:00)
10年国債入札
《決算発表》
伊藤園、巴工業、アルチザ
 
【海外】
米1月個人所得(22:30)
米1月個人支出(22:30)
米2月ISM製造業景況指数(3/2 0:00)
米1月建設支出(3/2 0:00)
米2月新車販売台数
FRBのパウエル議長が議会証言(上院)
《米決算発表》
NRGエナジー、ベスト・バイ、ノードストローム
休場:韓国、タイ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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