軟調な値動き継続

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比255円74銭安の2万0399円39銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、17.91ポイント安の1481.59で始まった。
 
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調な値動き。米国での景気後退懸念を背景にした株安につれて下落した、前場の地合いを引き継いでいる。
ただ、米株価指数先物が時間外で値を上げているため下値を売る勢いはなく、底堅さもうかがわれる展開だ。
外国為替市場では、1ドル=105円90銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
個罰では、ソフトバンクGが安く、ファーストリテ、ZOZO、任天堂、ソニー、キーエンス、東エレク、トヨタ、武田もさえない。三菱UFJ、三井住友が下落している。三菱商が値を下げ、JXTGは大幅安となっている。
 
半面、富士通は締まり、OLCが高く、セコム、大塚HD、良品計画は堅調。東京ガスが強含んでいる。スルガ銀はしっかり。

引き続き下げ局面における日経平均の下値メドとして意識されやすい株価純資産倍率(PBR)1倍レベルである節目の20000円処に近づくにつれて、日経レバETFを手がける向きも増加しており、この水準での押し目拾いの動きも足元で目立っている。
 
前日の米主要3指数が揃って3%前後の大幅安となったことに対して、前引け時点の日経平均及び東証株価指数(TOPIX)は1.2-3%程度の下落幅に収まったことはひとまず安心感に繋がるだろう。
 

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