【寄り付き概況】
16日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比81円68銭安の2万0323円97銭だった。その後、下げ幅は一時100円を超えた
15日のNYダウが99ドル高と反発。前日の急落から値を戻した。米7月小売売上高が予想を上回り、買いが優勢となった。ただ、この日の東京株式市場では、日経平均株価は売り優勢で値を下げて始まった。為替は106円10銭前後と前日夕方に比べ円高で推移していることも警戒感を呼んでいる。
寄り付き時点で業種別では33業種中、4業種が高く、値上がりは倉庫、不動産、小売り、食料、一方、値下がりで目立つのは非鉄、ゴム、鉄鋼、ガラス・土石など。
個別では、ソフトバンクGの売りが厚く、任天堂、ソニー、トヨタ、ホンダ、ブリヂストンもさえない。三菱UFJ、三井住友など銀行株も安い。リクルートHDは売り物が膨らんでいる。
半面、三菱地所が高く、ニトリHDが買われ、しまむらも値上がりし、ZOZOは小幅高。OLC、NTT、ソフトバンクは値を上げている。
225先物はJP・HSBC・ドイツ・モルスタ・バークレイズ・GSが買い越し。
ソジェン・メリル・野村・SBI・楽天・アムロが売り越し。
TOPIX先物は野村・ドイツ・ソジェン・バークレイズが買い越し。
メリル・GS・JP・モルスタが売り越し。
テクニカル的には、システムリサーチ(3771)、アミューズ(4301)、アルテリア(4423)、ラウンドワン(4680)、エラン(6099)、VTHD(7593)、丸和運輸(9090)が動兆。
