踏みとどまれるか、英ポンド円。

[概況]

29日の東京外国為替市場は、英ポンドの売りが目立った。背景には、英EU離脱関連の報道が挙げられる。
詳しくは英国の報道機関が伝えた「ジョンソン新首相はEU離脱を決定するため戦時内閣を設定する」という、合意なき離脱に向けた動きを懸念させる報道だ。
 
これを嫌気した週明けの英ポンド円は、スタートから売りが優勢で、序盤のうちに水準を134円台半ばから134円台前半へ切り下げる。中盤で下落は一服するも、欧州時間が始まる再び売られ安値を133.89円とした。
 
さて、この後の英ポンド円は直近の安値(7/18)133.85円がポイントとなりそうだ。現時点で同水準は辛うじて守られてはいるが、戻りの鈍さを見ているとこの後も下値を試す動きは続くと思われる。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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