[概況]
欧州市場序盤に当日高値111.195円まで上昇したドルはNY市場で発表された新規失業保険申請件数が予想より減少する一方、7月生産者物価指数は予想を下回って売られ、111円を割り込んだ。其の後NY市場序盤に欧米市場安値110.850円まで下げたが、其の後は対ユーロなどで買われた事などに対円でも買われて値を戻し、中盤に再び111円を回復した。
そして最後は前日比+15銭高の111.085円と111円を回復して引け、ドル以外の主要通貨は値下がりした。米国による制裁でトルコリラは一時19.86円まで値下がりし、最後も-99銭の19.96円と20円を割れ、史上最安値を更新する下落で引けた。ドルは対円以外の通貨に対しては大きく買われており、対円でも上昇が続くかどうかに注目している。
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