22日の日経平均が3日ぶりに反落。終値は前日比96円安の2万622円だった。
手掛かり材料の乏しいなか、日経平均が前日に2万1000円のフシ目に接近したため手じまい売りが出やすくなっていたようだ。
明日(23日)の東京株式市場は、引き続き手掛かり材料不足が想定されるなか、買い手控え姿勢が強まりそうだ。
今週末から10~12月期決算の発表が本格化するのを前にして、リスク回避のために持ち高を調整する動きが顕在化しそうだ。
日経平均株価は、もちあい弱含みの推移となりそうだ。
市場では、日銀がETFの買い入れ方針を見直すのではないかとの憶測も広がっている。
今回は政策変更のあるなしにかかわらず、結果を受けた反応は大きくなりそうだ。上に振れるようなら、日本株は改めて騰勢を強める展開が期待できる。一方、下に振れて日経平均が2万500円を割り込んでしまうようだと、この先の上値が重くなる可能性があり注意したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
22027.95 ボリンジャー:+1σ(13週)
21968.10 均衡表雲上限(週足)
21952.47 26週移動平均線
21934.38 均衡表雲下限(日足)
21834.84 ボリンジャー:+2σ(25日)
21712.30 75日移動平均線
21698.33 均衡表基準線(週足)
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21174.43 ボリンジャー:+1σ(25日)
21124.38 13週移動平均線
20987.92 新値三本足陽転値
20823.69 均衡表転換線(週足)
20776.32 ボリンジャー:-1σ(26週)
20622.91 ★日経平均株価22日終値
20568.10 6日移動平均線
20514.01 25日移動平均線
20497.31 均衡表転換線(日足)
20409.96 均衡表基準線(日足)
20220.82 ボリンジャー:-1σ(13週)
19853.59 ボリンジャー:-1σ(25日)
19600.18 ボリンジャー:-2σ(26週)
19317.25 ボリンジャー:-2σ(13週)
ザラ場高値は昨日高値に届かず、ローソク足は2日連続で陰線を引き、上値の重さを意識させた。一目均衡表では、基準線と転換線はともに横ばいとなり、戻り一服を示唆。
ボリンジャーバンドでは、昨日に続いてザラ場高値が下降中の+1σを下回ったものの、中心レベルはキープ。また、終値は上向きの5日線を上回っており、底堅さも確認できている。
【信用規制・解除】
(22日大引け後 発表分)
■タカギセイコ <4242> [JQ]
東証が23日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。
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