【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比59円27銭高の2万2551円95銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、7.20ポイント高の1629.19で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに堅調な値動き。米株価指数先物が時間外取引で上昇していることが下支えとなり、東京市場も先物や内需関連株を中心に買い戻しが継続している。
外国為替市場では、1ドル=108円50銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、SUMCO、東エレク、日本電産が締まり、トヨタ、三菱UFJ、三井住友が高く、大和証Gは堅調。NTT、KDDIが値を上げ、リクルートHDは買い優勢で、神戸物産が上伸している。
半面、JR東日本は売り物がち、ソフトバンクGが安く、ファーストリテ、ソニー、村田製、安川電、太陽誘電は下押している。
為替相場は1ドル108円台半ばと落ち着いた動きをみせており、足元での円安基調が継続している。また、朝方には中国の劉鶴副首相が、米国との貿易協議が前進しており、部分的な合意に向け双方が取り組んでいると述べたとの報道も伝えられており、底堅さが意識されている。
祝日明け後は米企業の決算に関心が集まりやすいほか、国内の決算発表も本格化してくることもあるため、決算を受けたアク抜け的な動きへの思惑等も押し目買いに向かわせやすいだろう。
