買い姿勢を強めるか

7日の日経平均が反落した。
終値は前日比61円安の2万2085円だった。
米中間選挙の開票に合わせて上げ下げする荒れた値動きとなったが、結果は選挙前に予想されていた通りとなり、最終的には買い持ちしていた向きの手じまいにやや押さる引けとなった。米上下両院のねじれが先行きを少し読みにくくさせた面もあるようだ。
 
2万2000円台は維持しており、選挙結果を受けた今晩の米国株が落ち着いた動きとなれば、明日は反動高も期待できる。
ただ、今週は11月FOMCも控えているため、きょうのように楽観ムードが強まった際には、それを冷やす動きは出やすいだろう。
 
明日(8日)の東京株式市場は、現地7日の米株式相場の動向に左右される可能性はあるものの、米中間選挙の結果はきょうの値動きで大方織り込んだものとみられる。
また、為替動向を注視しておきたい。改めて円安方向に傾くようであれば大型株に妙味がある。一方、午後の失速から円高基調が続くようなら、足元で戻りを強めつつあるマザーズを中心に、新興市場の注目度が高まると予想する。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
 
23149.70  均衡表雲下限(日足)
22742.58  13週移動平均線
22710.00  均衡表転換線(週足)
22710.00  均衡表基準線(週足)
22710.00  均衡表基準線(日足)
22685.51  75日移動平均線
22622.81  26週移動平均線
22429.79  25日移動平均線
22388.64  200日移動平均線
 
22085.80  ★日経平均株価7日終値
 
22018.70  ボリンジャー:-1σ(26週)
21997.39  6日移動平均線
21959.20  ボリンジャー:-1σ(13週)
21944.63  均衡表雲上限(週足)
21708.29  均衡表転換線(日足)
21684.43  均衡表雲下限(週足)
21610.35  ボリンジャー:-1σ(25日)
21414.60  ボリンジャー:-2σ(26週)
21175.81  ボリンジャー:-2σ(13週)
21149.80   新値三本足陰転値
20810.49  ボリンジャー:-3σ(26週)
20790.91  ボリンジャー:-2σ(25日)
20392.43  ボリンジャー:-3σ(13週)
 
 
ローソク足は長い上ひげを伴う陰線を引き、ザラ場安値は節目の22000円を下回り6日ぶりに5日線割れとなった。いずれも下降中の25日線と200日線のデッドクロスが迫ったこともあり、10月26日を直近底値とする戻り局面の終了と大幅リバウンド後の反動安が警戒される。
 
ボリンジャーバンドでは、日々線は一時+1σに向かって上昇したが、終値では中心線を下回り、上値の重さを示した。
 
 
 
【株式分割】銘柄 
(7日大引け後 発表分)
 
●太陽工機 <6164>
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する

 

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