買い先行後もみ合い展開か

14日の東京株式市場は13日の米国株式が反発したことを受け、買い先行となりそう。
その後はもみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、2万900円-2万1200円。
昨日の日経平均は軟調ながらも2万1000円の節目が意識されており、25日線(13日時点で2万1039円)が意識される動きが見込まれる。
メジャーSQで序盤の動きは荒くなるかもしれないが、基本的にはFOMCやG20を先に控えて動きづらく、様子見姿勢の強い地合いが続くと予想する。
また、中東のホルムズ海峡近くで、タンカー2隻が攻撃を受たことから、地政学リスクが高まることも予想され、防衛関連銘柄に物色の矛先が向う場面も想定される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(13日終値は108円34-36銭)、ユーロ・円が1ユーロ=122円台の前半(同122円36-40銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の9月限円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比70円高の2万1040円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■稲葉製作所 <3421>
8-4月期(3Q累計)経常が5.2倍増益で着地・2-4月期も76%増益。
 
■シャノン <3976>
マーケティングオートメーション支援ツール「SHANON MARKETING PLATFORM」がIT導入補助金サービスに認定。
 
■メディアシーク <4824>
出資先であるLink-Uのマザーズ市場への新規上場が承認された。上場日は7月18日を予定。
 
■スリー・ディー・マトリックス <7777>
富士フイルムと欧州全域における消化器内視鏡手技向け「PuraStat」の独占販売権契約を締結。
 
■SAMURAI&J PARTNERS <4764>
2-4月期(1Q)経常は赤字縮小で着地。
 
■鎌倉新書 <6184>
2-4月期(1Q)経常は60%増益で着地。
 
■ヤーマン <6630>
今期経常は2%増で4期連続最高益更新へ。
 
■GMOフィナンシャルホールディングス <7177>
5月営業収益は前年同月比14.1%増の35.4億円。
 
■トランスジェニック <2342>
コンパニオン診断システム「オンコマイン Dx Target Test マルチ CDx システム」を用いた検査サービスを開始。
 
■物語コーポレーション <3097>
5月既存店売上高は前年同月比4.4%増と3ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
■ビューティガレージ <3180>
今期経常は16%増で2期ぶり最高益、前期配当減配も今期増配。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.57%にあたる10万株(金額で1億2000万円)を上限に自社株買いを実施する。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
14(金)
メジャーSQ
《決算発表》
フルスピード、丸善CHI、モルフォ、エイチーム、エニグモ、フリービット、スマレジ、サンバイオ、オハラ、MSOL、プロレド、梅の花、3Dマトリックス、アルデプロ、ギフト、OS映
 
【海外】
中国5月固定資産投資(11:00)
中国5月鉱工業生産(11:00)
中国5月小売売上高(11:00)
米5月小売売上高(21:30)
米5月鉱工業生産(22:15)
米4月企業在庫(23:00)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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