買い先行もまもなく下落に

【寄り付き概況】
 

大納会となる30日の日経平均株価は小幅に続伸して始まった。始値は前週末比44円62銭高の4万0325円78銭。
 
前週末の米国株市場では米長期金利の上昇を背景に主力株をはじめ広範囲に利益確定売りの動きが広がり主要株価指数が揃って下落、半導体関連などハイテク株の下げが目立った。
 
きょうが2024年の大納会となる東京株式市場でも、目先ポジション調整の売りが出ている。日経平均は前週1週間で1500円近く水準を切り上げ、スピード調整の売りが出やすい。ただ、下値では買い意欲が旺盛で寄り付きはプラス圏でスタートした。きょう取引時間中は米株価指数先物に左右されそうだ。
 
東証株価指数(TOPIX)は小幅に続伸している。
 
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が下落しているほか、ディスコやソシオネクスも安い。一方、スズキやデンソーが上昇しているほか、伊藤忠や三菱商も高い。

 

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