買い先行で続伸か

3日の日経平均株価は続伸しそうだ。前日の米株式相場が大幅上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行するだろう。続伸後、戻りを試す場面もありそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万1300円-2万1600円。
 
前日のNYダウ工業株30種平均は前週末比1293ドル高の2万6703ドルと、過去最大の上げ幅を記録した。米連邦準備理事会(FRB)など世界各国・地域の中央銀行が協調して金融緩和に踏み切る可能性が意識され、幅広い銘柄に買いが入った。
株価指数先物を中心に、買い先行のスタートとなりそう。前週の株価下落で、ポジションを縮小せざるを得なかった投資家の買い戻しの動きも期待される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(2日終値は108円44-45銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の半ば(同119円97銭-120円01銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比255円高の2万1425円だった。
 
日程では、国内は2月の消費動向調査が発表になる。海外では豪中央銀行が政策金利を公表する。米国では大統領選の予備選・党員集会が集中する「スーパーチューズデー」を迎える。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■ビーロット <3452>
2月21日に発表した公募増資と株式の売り出しを中止する。
 
■サムコ <6387>
上期経常を47%上方修正・19期ぶり最高益更新へ。
 
■ヨンキュウ <9955>
マルハニチロ <1333> と資本業務提携。また、フィード・ワン <2060> 、坂本飼料と資本業務提携を締結。
 
■伊藤園 <2593>
5-1月期(3Q累計)経常が7%増益で着地・11-1月期も38%増益。
 
■ソリトンシステムズ <3040>
テレワークに必要なソフトウェアとサービスを無償提供。
 
■ブイキューブ <3681>
テレワークで環境音やノイズを軽減するアプリケーション「Krisp」の無償提供を開始。また、教育機関など非営利団体向けにWeb会議サービス「V-CUBE ミーティング」を無償提供する。このほか、米リアルウェア社のスマートグラスと連携した遠隔作業支援ソリューションを提供開始。
 
■ゼネラルパッカー <6267>
今期経常を17%上方修正、配当も5円増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
3(火)
2月マネタリーベース(8:50)
10年国債入札
《決算発表》
ナトコ、ダイサン、巴工業、エイケン工業、タカショー、ピープル
 
【海外】
米スーパーチューズデー
《米決算発表》
ターゲット
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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