13日の日経平均は続伸。
中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大やハイテク産業政策の見直し検討が伝わったほか、ファーウェイ幹部の釈放も好感されるなか、米中関係の改善期待から買い先行で始まった。明日の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控える中で積極的な売買は手控えられ、リバランス中心とはなったが、権利行使価格水準が切上がるなかでヘッジに伴う商いも底堅さにつながった。後場は狭いレンジでのこう着とはなったが、大引けでは6営業日ぶりに2万1800円を回復している。
明日(14日)の東京株式市場は、米中貿易摩擦を巡る懸念後退への期待感などから買いが先行し、日経平均株価は続伸となりそうだ。
また、外国為替市場で1ドル=113円台半ばの推移となっていることも買い支援材料となりそうだ
今晩、欧州ではECB理事会およびドラギ総裁会見が予定されており、株高の後押し材料になるかが注目される。2万2000円台をあっさり回復するような展開となれば、来週は直近の高値が控える2万2500円何処が視野に入る。
日経平均は連日の3桁上昇。当面の底割れを回避し、2万2000円台が射程圏内に迫った。終値(2万1816円)は25日線(2万1870円)には届かなかったが、5日線は上向きに転じており、極端に海外市場が悪化しない限りは、明日も戻り基調が続くと予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(13日現在)
22586.24 ボリンジャー:+2σ(25日)
22574.76 新値三本足陽転値
22494.43 75日移動平均線
22478.14 26週移動平均線
22450.14 13週移動平均線
22364.72 均衡表雲上限(週足)
22301.23 200日移動平均線
22228.29 ボリンジャー:+1σ(25日)
22209.15 均衡表雲下限(日足)
21965.67 均衡表転換線(週足)
21880.55 均衡表転換線(日足)
21880.55 均衡表基準線(日足)
21870.33 25日移動平均線
21816.19 ★日経平均株価13日終値
21802.56 ボリンジャー:-1σ(26週)
21684.43 均衡表雲下限(週足)
21548.06 ボリンジャー:-1σ(13週)
21512.38 ボリンジャー:-1σ(25日)
21494.46 6日移動平均線
21154.43 ボリンジャー:-2σ(25日)
21126.99 ボリンジャー:-2σ(26週)
20796.48 ボリンジャー:-3σ(25日)
20645.98 ボリンジャー:-2σ(13週)
20451.41 ボリンジャー:-3σ(26週)
ローソク足は陽線を引いた。取引時間中としては4日以来の一時25日線超えをみせ、14日以降は終値の25日線超えや4日安値と5日高値で形成する窓埋めも期待される。
ボリンジャーバンドでは、2日連続の一時-2σ割れとなった11日をボトムとした短期反発トレンド入りを示し、中心線への本格回復が視野に入ってきている。
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