買い先行、米景気回復期待

【寄り付き概況】

22日午前の東京株式市場は、前週末の欧米株の堅調などを映した買いが先行し、日経平均株価は前営業日比263円86銭高の3万0281円78銭と、4営業日ぶりに反発して始まった。
値ごろ感から幅広い銘柄に押し目買いが入り指数を押し上げている。
 
前週末の米国株市場は後半伸び悩み、NYダウはわずかにプラス圏で着地したもののほぼ横ばいだった。米国では新型コロナワクチンの普及や大型の追加経済対策への期待感が相場を支えているものの、米10年債利回りの上昇が警戒されている。今週はパウエルFRB議長の議会証言が予定されることで、その結果を見極めたいとの思惑があるが、足もとはリスク選好ムードが強い。
 
個別ではソフトバンクG、トヨタ、ソニーが高く、東エレク、オムロン、スクリンが買われている。半面、ダイキンが安く、テルモ、オリンパスは軟調となっている。

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