【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比115円89銭高の2万3046円25銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、3.64ポイント高の1818.89で始まった。
為替が円安・ドル高方向に推移していることが好感され、買い優勢の展開が続いている。
外国為替市場では、1ドル=111円10銭近辺での推移。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともにしっかりしている。
アジアの主要株式市場は高安まちまち。
個別では、マネックスGがにぎわい、東京海上は小幅高。花王、キッコーマンが上伸し、東電力HD、ファーストリテ、ソフトバンクG、ファナックが値を上げ、トヨタ、ソニーは強含み。東海カ、SMCは大幅高となっている。
半面、みずほFGが売られ、SOMPOHDは大幅安。任天堂が値を下げ、JT、武田は軟調。アドバンテスが下押し、東エレク、SUMCOも安い。三井金はさえない。
円相場が1ドル=111円近辺と弱含みで推移していることも支援材料となり、取引時間中としては2月2日以来、約3カ月半ぶりに2万3000円台を回復して前場を折り返した。
前週はこの水準で度々押し返されていただけに、目先は売り方の買い戻しや追随買いの動きも出てくるだろう。
新興市場ではマザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに3日続伸している。大型株が決算発表一巡で手掛かり材料に乏しくなり、外部環境の不透明感もあって個人投資家の関心は中小型株に向かっているようだ。
個人投資家の買い安心感につながっているとみられる。
マザーズ指数は今月8日の高値(1170.16pt)を上抜けてくるようなら、出直り機運が一段と高まる可能性がある。
ランチバスケットは25件、230.60億円、50億売り越し。
