買い優勢でスタート、米中間選挙の結果に注目

【寄り付き概況】

 
 7日の日経平均株価は、前日比41円99銭高の2万2189円74銭と続伸してスタートした。
現地6日の米国株式市場は、中間選挙の結果を確認したいとして、積極的な売買は控えられるなか、NYダウが続伸しナスダック総合指数は3日ぶりに反発して取引を終えている。
 
外国為替市場では1ドル=113円台前半で円安傾向に振れていることから足もと東京市場は追い風局面にある。
昼過ぎに大勢が判明するとみられる米中間選挙の結果に注目が集まる。予想では上院が共和党、下院が民主党が制しねじれが生じる可能性が高いとみられているが、株式市場は事前に織り込みが進んでいる。仮に上院、下院とも共和党が制した場合はポジティブサプライズとなり、上昇基調が強まる可能性も指摘される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がり上位に海運、紙パルプ、保険など。一方、値下がりで目立つのは石油、建設、金属製品など。
 
個別では、ソフトバンクGが反発し、NTTは買い気配スタート。ファーストリテ、花王が値を上げ、JR東海、任天堂はしっかり。三菱UFJは強含み。トヨタが小高く、キーエンス、村田製が買われ、信越化、東海カも上昇している。
 
半面、京セラが値を下げ、キヤノンが軟調で、オリンパスは大幅安。三井住友、三菱商、出光興産、石油資源は売られている。JTはさえない。
 
225先物は日興・ソジェン・野村・JP・クレディが買い越し。
シティ・HSBC・モルスタ・ドイツ・UBS・GSが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・三菱・大和・GS・ドイツ・モルスタが買い越し。
バークレイズ・みずほ・野村・日興が売り越し。
 
テクニカル的には、ホクト(1739)、ALサービス(3085)、三越(3099)、セレス(3696)、IIJ(3774)、キョーリン(4569)、楽天(4755)、東邦チタ(5727)、JUKI(6440)、ユーシン精機(6482)、JVCKW(6632)、IDEC(6652)、かんぽ(7181)、ユニーファミマ(8028)、東邦(8129)、ケーヨー(8163)、松井(8628)、SOMPO(8630)、京阪(9045)が動兆。

 

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