買い優勢、米株高を好感、利益確定売り圧力も意識

【寄り付き概況】

16日の寄り付きの日経平均株価は、前週末(13日)の終値と比べ66円11銭高の2万1221円27銭で取引を始めた。
 
東京株式市場ではリスク選好の流れが続いている。前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数など主要3指数揃って高く、ナスダック指数は過去最高値を更新した。
これを受けて主力株をはじめ広範囲に買いが入っている。
 
ただ、日経平均は前週末までに9日続伸、東証1部の騰落レシオは137.9%、日経225ベースでは152.9%まで上昇しており、目先過熱感からの利益確定売りも誘発しやすい状況にある。きょうから米韓の合同演習が行われるため、北朝鮮による軍事的威嚇行為など地政学リスクを懸念する思惑もあり、上値は重いとの見方も強い。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、27業種前後が高く、値上がり上位に石油、保険、鉱業、海運、鉄鋼など。
 
ソフトバンクが10000円台を突破し、日経平均をけん引する格好になっている。
日立が上昇している。
格上げが観測されているところでは、トレファク、カシオ計、アカツキ、NOKが注目されよう。
 
 
225先物はドイツ・GS・モルスタ・みずほ・SBI・クレディ・日興・アムロが買い越し。
野村・バークレイズ・パリバ・JP・三菱・メリル・ナティクス・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はGS・SBI・クレディ・バークレイズが買い越し。
野村・ソジェン・三菱・JP・モルスタ・みずほ・アムロが売り越し。
 
外資系等は、アイフル(8515)、トレファク(3093)、ライク(2462)、昭和電工(4004)、AIT(9381)、マツダ(7261)、スズキ(7269)、SUBARU(7270)、ファーストリテ(9983)、浜ゴム(5101)、洋ゴム(5105)に注目。
 
テクニカル的には、インベスター(1435)、松井建(1810)、大豊建(1822)、東亜建(1885)、きんでん(1944)、ALSOK(2331)、日清食(2897)、ロックフィ(2910)、ビックカメ(3048)、日東紡(3110)、三洋貿易(3176)、Bガレ(3180)、クリレス(3387)、SUMCO(3436)、共和レ(3553)、システムリ(3771)、シンクロフ(3963)、応化工(4186)、CTS(4345)、大正薬(4581)、日空調(4658)、ダスキン(4665)、日オラクル(4716)、ファンケル(4921)、洋ゴム(5105)、住友ゴム(5110)、リョービ(5851)、ナブテスコ(6268)、住友重(6302)、ダイフク(6383)、ブラザー(6448)、三桜工(6584)、能美防(6744)、ローランド(6789)、日置電(6866)、ホトニクス(6965)、ヨロズ(7294)、シンズメイト(7448)、エコス(7520)、日ライフL(7575)、サイゼリヤ(7581)、スター精密(7718)、インタアク(7725)、マニー(7730)、シチズン(7762)、ダンロップス(7825)、宝印刷(7921)、キングジム(7962)、キング(8118)、新光商(8141)、テンアライド(8207)、松屋(8237)、アクシアル(8255)、井筒屋(8260)、イオン(8267)、ヤオコー(8279)、ダイビル(8806)、京阪神(8818)、ランビジネス(8944)、JAL(9201)が動兆。
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