【寄り付き概況】
5日の日経平均株価は、前日比151円15銭高の2万800円29銭と3日続伸してスタート。きのう4日も底堅い展開が続いたことや、現地4日の米国株式が反発し、為替相場も落ち着いた動きとなっていることなどから、買いが先行したもよう。
香港政府が逃亡犯条例の改正案を正式撤回したことや、英国でEUからの合意なき離脱がひとまず回避されるとの見方が強まったことがプラス材料として意識されている。
米債券市場では米10年債と2年債利回りの逆イールドがいったん解消しており東京株式市場もリスクオンの流れに乗る格好となった。
寄り付き時点で業種別では33業種中、30業種が高く、値上がり上位に海運、石油、鉱業、電気機器、金属製品など。
個別では、東エレク、村田製が買われ、キーエンス、ファナックも上伸。ソフトバンクGが締まり、ファーストリテはしっかり。エムスリーが急騰し、日化薬も値上がりしている。
半面、東京ドームが売りに押され、任天堂、ZOZOが安く、カカクコムは大幅に下落している。
225先物は、ソジェン・JP・GS・HSBC・アムロ・メリル・松井が買い越し。
みずほ・バークレイズ・SBI・楽天・カブコム・マネが売り越し。
TOPIX先物は野村・ドイツ・JP・パリバ・アムが買い越し。
シティ・バークレイズ・大和・メリル・GSが売り越し。
テクニカル的には、プリマ(2281)、ディップ(2379)、アダストリア(2685)、JINS(3046)、アカツキ(3932)、協和キリン(4151)、中国工(5974)、石川製(6208)、タツモ(6266)、ウシオ(6925)、コナカ(7494)、スギ(7649)、クボテック(7709)、任天堂(7974)、東エレ(8035)、オリ(8591)が動兆。
