3日の東京株式市場は、昨日の大幅安の反動から買いが優勢の展開を予想する。
日経平均株価の予想レンジは、2万2400円-2万2700円。
昨日は、上海株の下げ加速を受けて後場に崩れており、きょうもアジア株にらみにはなるだろう。また、債券先物価格が落ち着きどころを探る動きが継続するとみられるほか、米中の貿易摩擦激化への警戒感もあり、積極的に上値を追う展開までは期待しづらいだろう。
現地3日には米7月雇用統計の発表を控えることもあり、取引時間の終盤には、様子見気分が広がる可能性もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の半ば(2日終値111円60-61銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同129円80-84銭)とやや円高に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比65円高の2万2575円だった。
【好材料銘柄】
■日本金銭機械 <6418>
4-6月期(1Q)経常は2.8倍増益・上期計画を超過。
■芝浦メカトロニクス <6590>
4-6月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地。
■タクミナ <6322>
非開示だった上期経常は72%増で3期連続最高益更新へ。
■UEX <9888>
今期経常を一転10%増益に上方修正。
■エナリス <6079>
テナントビル・オフィスビル向けクラウド型検針システムを開発。
■ジャパンインベストメントアドバイザー <7172>
上期経常が2.3倍増益で着地・4-6月期も2.3倍増益。
[主な経済指標・スケジュール]
【国内】
3(金)
日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(6/14~15開催分)
《決算発表》
HOYA、三菱重、伊藤忠、住友商、セブン銀行、トヨタ、三菱ガス、コムシスHD、協エクシオ、アルフレッサHD、アリアケ、日産化、ライオン、リンナイ、ミネベアミツミ、シスメックス、めぶきFG、コンコルディア、いすゞ、三菱Uリース、三井不、菱地所、NTTデータ、ヒロセ電
【海外】
米7月雇用統計(21:30)
米6月貿易収支(21:30)
米7月ISM非製造業景況指数(23:00)
《米決算発表》
クラフト・ハインツ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
