警戒、本日の雇用統計。

[概況]

基調は回復しているが、上値は重い。
7日の東京外国為替市場は、全体的にしっかりした相場付きで、米ドル円は108円台を堅持した。
 
背景には、米・保護主義政策の警戒感後退が挙げられる。
具体的には、米国がメキシコへの追加関税の発動を延期するとの報道で、これにより外国為替市場はリスク回避姿勢を緩和させた。
とはいえ、この後に米雇用統計を控えるため上値追いは消極的で、米ドル円も昨日の高値を更新できずにいる。
 
さて、この後の米雇用統計だが、その結果にはいつも以上に注目が集まっている。
なぜなら、先日のADP雇用統計が予想を大幅に下回る衝撃の結果だったからだ(予想:18万人・結果:2.7万人)。
ということで、本日の雇用統計がADPと同じような結果であれば、米ドル円は直近の安値107.800円を下抜ける可能性が十分ありそうだ。

[提供:カネツFX証券株式会社]
 

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