円安加速を好感できず日経平均は続落。ただ、終盤にかけては指数が下げ幅を広げる中で、東証1部の値上がり銘柄は逆に増加するといったいびつな動きも見られた。
日経平均、TOPIXともに下落した。円安進行でも軟調となった結果、日経平均は陰線が3つならび、短期的な節目の5日線も割り込んでいる。
明日は三連休を前に積極的な買いは期待しづらく、見送りムードの強い地合いとなるだろう。ヘッジファンドなど、海外投資家からの株価指数先物主導の売りが観測されていることから、買い向かう動きは限定的となりそうだ。
大きく調整が入るようなら押し目買いを推奨したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
25263.27 ボリンジャー:+3σ(25日)
24802.38 ボリンジャー:+3σ(13週)
24602.89 ボリンジャー:+2σ(25日)
24370.04 ボリンジャー:+3σ(26週)
24270.62 新値三本足陽転値
24174.30 ボリンジャー:+2σ(13週)
24106.06 均衡表転換線(日足)
24086.62 6日移動平均線
23975.62 ★日経平均株価4日終値
23942.51 ボリンジャー:+1σ(25日)
23801.62 ボリンジャー:+2σ(26週)
23546.22 ボリンジャー:+1σ(13週)
23310.49 均衡表基準線(日足)
23282.12 25日移動平均線
23233.20 ボリンジャー:+1σ(26週)
23149.70 均衡表転換線(週足)
22955.51 均衡表基準線(週足)
22918.14 13週移動平均線
22678.62 75日移動平均線
22664.78 26週移動平均線
22621.74 ボリンジャー:-1σ(25日)
22496.60 200日移動平均線
ローソク足は実体部分の長い陰線を引いたことで、調整色を強めた。終値は5日線を下回り、前日に続いて連騰後のスピード調整となった。一目均衡表では、転換線が上向く一方、基準線は横ばいとなり、こちらも上げ一服を示唆。
ボリンジャーバンドでは、9月13日以来の終値+1σ割れの場面もみられ、今後は中心線側に引き寄せられる形での調整も予想されてこよう
【増資・売り出し】
○Ciメディカ <3540> [JQ]
同社の清水清人社長による240万株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限24万株の売り出しを実施する。
売出価格は10月15日から17日までの期間に決定される。
○gumi <3903>
同社の國光宏尚会長ら3名を引受先とする79万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は651円で調達する約5億円はモバイルゲームの新規タイトル開発資金に充てる。
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