英米市場が休場の中で終日ドルは小幅揉み合い

[概況]

東京市場取引開始後に当日高値109.760円まで上昇したドルは其の後109円半ばを挟んで揉み合いとなり、イタリア大統領が反EU的主張の財務相任命を拒否した為に、これを好感してユーロは東京市場終盤に当日高値128.560円まで上昇した。
 
しかし其の後イタリア政局の不透明感にユーロは売られ、対ドルで売られたユーロは対円でも値下がりしてNY市場朝方に当日安値126.850円まで下落した。
 
其の後は127円を回復して揉み合いとなり、最後は前週末比-42.5銭の127.205円で引けた。一方ドルは終日狭いレンジでの小動きとなり、最後は小幅安(-5銭)の109.400円で引け、高値109.760円と安値109.235円の差は52.5銭しか無かった。
 
週明け28日は英米市場が休場で為替市場は小動きだったが、米朝首脳会談は開催を前提に交渉が再開している様で、リスク回避後退からドルも上昇出来るかどうか注目したい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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