英ポンド円が下落。

[概況]

6日の英ポンド円は、東京時間で動意に欠ける展開が続いたが、欧州時間に入るとカーニー英中銀総裁のEU離脱をめぐる発言が再び意識され、下落の基調を強めている。

カーニー英中銀総裁の発言というのは、先週末に伝わった「EUからの合意なき離脱の可能性は、現時点で不快なほどに高い」というもので、この発言を受け先週末の英ポンド円相場は売り圧力が強まった経緯がある。

本日の英ポンド円の値動きを詳しく追うと、東京時間は動意が薄く、144円台半ばを中心とする水準で推移が続いていた。

しかし、欧州時間に入ると上記を理由に売り圧力が強まり、短時間のうちに、本日の安値144.06円まで下落することとなった。

この後も英ポンド円の下落が続くようであれば、まずは6/28安値143.75円が、次が5/29安値143.20円が下値の目標となりそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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