英ポンドの売りが目立った。

[概況]
13日の東京外国市場は、英ポンドの売りが顕著だった。ブレクジットの交渉のなかで、英メイ首相が指導力を発揮できていないという懸念の広がりが嫌気されたようだ。

英ポンドはこうした政治リスクを背景に幅広い通貨に対して売られ、対円では1円以上の下落を記録した。

詳しく値動きを見てみると、英ポンド円はスタートから売りの動きが優勢で、149円前半まで下落。

中盤から終盤では下げ渋り、かろうじて149円台は維持していたが、欧州時間に入ると再び売りの動きが強まり、短時間うちに本日の安値148.48円まで急落する動きを見せている。

この後は、英ポンド円の下落がどこまで続くかが注目される。ポイントは本日の安値近辺が下値支持帯として機能するかだろう。

11月に入ってからしっかりとサポートされていた149円30銭~40銭近辺を明確に下回るようであれば、英ポンド円は弱気相場へ転換する局面を迎えるかもしれない。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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