[概況]
NY市場に入り発表された12月ADP雇用者数は予想を大きく上回ってドルは一段高となり、続いて発表された新規失業保険申請件数は予想より増えたがドルの上昇は続き、NY株式市場が大幅続伸で始まると中盤にドルは当日高値112.875円まで上昇した。
しかし其の後は米国債利回りの低下などにドルも上値が重くなって揉み合いとなり、最後は前日比+22.5銭高の112.725円で引けた。
為替市場は株価の上昇によるリスク選好の円売りが優勢となってドル以外の主要通貨も買われ、ユーロは136円台、NZドルは80円台、トルコリラは30円台に乗せる上昇で引けた。
ドルは112円台後半に乗せたが、113円台トライは本日の雇用統計の結果を見てからではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
