良好な経済指標や米朝会談への期待にリスク回避後退の円売り

[概況]

欧州市場中盤に106円に乗せたドルはNY市場に入り発表されたMBA住宅ローン申請件数の良好な結果や第4四半期GDP確報値の予想を上回る結果に一段高となり、ユーロは当日高値131.725円まで上昇した。

NY株式市場はマチマチで始まりドルも揉み合いとなったが、マイナス圏に落ちたダウがプラスを回復する上昇にドルもそれまでの高値を上抜き、中盤にホワイトハウスが米朝首脳会談のプロセスは進んでいると発表するとリスク回避後退の円売りにドルは一段高となって106円半ばを超えた。

そして引け間際に13日以来、2週間ぶりとなる107円台に乗せて当日高値107.025円まで上昇し、最後も前日比+1.505円高の106.845円と大幅反発してドル以外の主要通貨も上昇して引けた。

米朝会談はまだ先の話で、下げ過ぎ感からの反発と見るのが妥当と見て、目先は揉み合い継続を予想している。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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