良好な経済指標にドルは111円台に乗せるも続かず、最後は反落して引ける

[概況]

NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より減少し、8月消費者物価指数は予想を上回るなど良好な結果にドルは買われ、発表後8月4日以来となる111円台(高値111.060円)を付けた。

しかし利食いの売りなどに直ぐに110円台半ばまで値下がりし、其の後は110円台後半で揉み合いとなり、終盤に110円台半ばを割り込むと当日安値110.055円まで値下がりした。
しかし大台を維持して最後は前日比-22.5銭の110.260円で引ける反落となり、ドル以外の主要通貨はマチマチな動きで引けた。

またこの日は英国の政策金利が発表され、予想通り据え置きとなったが、声明で「多数派は今後数か月で刺激策の解除を始める見通し」と利上げの可能性に言及した事から、ポンドは+1.78円高の大幅上昇となった。ドルはまだ揉み合い継続か。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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