[概況]
東京時間午後に安値110.770円まで下げたドルは其の後値を戻し、NY市場で発表された新規失業保険申請件数は予想より若干増えたが、6月耐久財受注と6月卸売在庫は予想を上回ってドルは更に上値を伸ばし、111円台半ばを超えたあとNY株式市場の上昇に中盤には当日高値111.720円まで上昇した。
其の後ダウがマイナス圏に落ちる下げにドルも111円割れ(110.950円)まで値下りしたが、下値では買いが入って111円台を回復し、最後は+13銭高の111.275円で引け、ドル以外の主要通貨は対円で小幅安となった。
ドルは下値では買われるが上値も重く、まだしばらくはレンジ内での揉み合いが続きそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
