[概況]
ドルは欧州勢によるドル買い参入に、欧州市場序盤に113円台に乗せた(高値113.070円)が維持は出来ず、其の後は上げ幅を削りNY市場朝方には112円台半ば付近まで下げた。
其の後NY市場で発表された米8月建設支出と9月ISM製造業景況指数が共に予想を上回る結果となって、ドルは序盤にNY市場高値となる112.915円まで反発した。
しかし上昇も続かず其の後はNY株式市場の上昇にも拘わらず112円台後半で揉み合いとなり、最後は前週末比+22.5銭高の112.735円で引けた。
一方スペインカタルーニャでの住民投票で独立賛成派が多数を占めた事にユーロ圏分裂への懸念からユーロは売られ、NY市場序盤に当日安値132.185円まで下げたあと、最期も前週末比-73銭の132.255円と値下がりして引け、ドルとは対照的な動きとなった。但し欧州株式市場は上昇している事から、ユーロ売りが続くとも思えず、ドルと共に週末まで揉み合い継続か。
[提供:カネツFX証券株式会社]
