良好な米経済指標にドルは113円台を付けるも維持は出来ず

[概況]

NY市場で発表された米経済指標(11月住宅着工件数、11月住宅建設許可件数、第3四半期経常収支夷)はいずれも予想を上回ってドルは買われ、上値を伸ばしたあとNYダウが上昇で始まると序盤に113円台に乗せ、中盤には当日高値113.080円まで上昇した。
 
其の後米下院で税制改革の修正法案が可決されたが材料出尽くし感からドル買いは続かず、上値が重くなると113円を割り込んだ。
そして112円台後半で揉み合いとなり、最後は前日比+35.5銭高の112.900円で引け、NZドル以外の主要通貨も上昇した。
 
またこの日はユーロ圏諸国の中銀総裁から緩和縮小に向けた発言が出されてユーロは買われ、前日比+1.045円高の133.650円と大幅上昇で引けた。ドルは一時113円を付けるなど更なる上昇を期待したいが、クリスマスシーズンに入っている事もあり、揉み合い継続ではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

株ちゃんofficial xはこちら!
目次