良好な米経済指標にドルは112円に迫る上昇

[概況]

日銀金融政策決定会合後に長期金利が低下して円は売られ、欧州市場序盤にドルは111円半ばを超え、ユーロは130円台半ばを超える上昇となった。
 
其の後NY市場に入り発表された6月個人所得・個人支出は予想通りの結果だったが、続いて発表された7月シカゴ購買部協会景気指数と7月コンファレンスボード消費者信頼感指数は共に予想を上回る結果となってドルは一段高となり、NY株式市場も反発して始まるとドルはNY市場序盤に当日高値111.965円まで上昇した。
 
また米中は貿易戦争の緊張緩和を目指して協議の再開を検討しているなどと報道された事を好感してNY株式市場は上昇を続け、ドルも111円台後半を維持する揉み合いとなり、最後は前日比+78銭高の111.840円と111円台後半に乗せて引けた。米経済指標は良好で、日銀が金融政策決定会合で低金利を維持する姿勢を示した事を比較すれば、ドル高・円安と見るのが自然で、ドルは買いで良いのではないか。
 

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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