良好な米経済指標にドルは110円台を回復し、ユーロは利益確定の売りに値下がり

[概況]

東京市場終盤に米国債利回りの上昇から110円台に乗せたドルはNY市場で発表された8月ADP雇用者数や第2四半期実質GDP改定値の予想を上回る結果に更に上値を伸ばした。

其の後ドルは110円台で揉み合いとなったが、NY株式市場が中盤以降上値を伸ばすとドル買いも進み、終盤には当日高値110.455円まで上昇した。

最後も前日比+64.5銭高の110.295円と110円台を維持して引け、ユーロは29日に対ドルで節目となる1.2ドルを付けた事もあって利食いの売りが優勢となり、対円でも値下がりして最後は前日比-27銭の131.040円で引けるマチマチな動きとなった。

これで明日の米雇用統計が予想を上回った時にドルが上昇基調を回復出来るかどうかが注目される。
[提供:カネツFX証券株式会社]

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