[概況]
東京時間に当日高値112.835円まで上昇したドルだったが113円台には乗せられず、其の後欧州株式市場が上昇で始まってユーロが買われる中をドルは上値重く推移した。
NY市場で発表された12月NAHB住宅市場指数は予想を上回ったが市場は反応薄で、NY株式市場が大幅続伸で始まる中、ドルは序盤に当日安値（112.290円）に迫る112.300円まで下落した。
其の後はNY株式市場の上昇にドルも買い戻されて値を戻し、最期は前週末比-2銭の112.545円と112円台半ばで引けた。
ドル以外の主要通貨は上昇したが、南アランドはズマ大統領の後継にラマポーザ副大統領が選出されたとの報道を好感して、一時2015年10月23日以来となる9円台に乗せ、最後も+26.0銭高の8.825円と大幅上昇して引けた。
NY株式市場は3市場が最高値を更新する中でもドルは上値を伸ばす事が出来ず、揉み合い継続か。
[提供：カネツFX証券株式会社]
