続落後、下値模索の展開か

28日の東京株式市場は、続落後、下値模索の展開となりそう。
シカゴ日経平均先物にサヤ寄せしてのスタートが予想される。
日経平均株価は、26日に下値を支える格好となった75日線(27日時点で2万2164円)が意識されるとみられ、終値ベースで同線を上回ることができるかに注目が集まりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万2000円-2万2300円。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の前半(27日終値109円72-73銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の半ば(同127円87-91銭)と円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所終値比100円安の2万2130円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■ソフトフロントホールディングス <2321>
業務の自動化を実現する自然会話AIロボット技術「commubo(コミュボ)」のウェブサイトを開設。また、commuboのデモ動画を公開した。
 
■夢真ホールディングス <2362>
株主優待制度を新設。毎年9月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて3000ポイント~2万2000ポイントの株主優待ポイントを贈呈する。ポイントは特設サイトで食品、電化製品、ギフト、旅行・体験などと交換できる。
 
■グリムス <3150>
7月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
また、中期経営計画を策定。21年3月期に営業利益17.1億円(19年3月期計画は12.7億円)を目指す。
 
■シダックス <4837>
非開示だった今期経常は黒字浮上、未定だった配当は15円実施。
 
■NaITO <7624>
3-5月期(1Q)経常は8%増益で着地。
 
■サインポスト <3996>
大手企業の社内弁当販売にワンダーレジ(設置型AIレジ)3台を導入。
 
■ソレイジア・ファーマ <4597>
中国国家医薬品監督管理局(CNDA)の直属機関から開発品「SP-01」の新薬承認にかかる審査完了、およびCNDAへの承認上程の通知を受けた。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
28(木)
5月商業動態統計(8:50)
2年国債入札
《決算発表》
ニトリHD、Jフロント、象印、ハローズ、銚子丸、スター・マイカ、ストライク、ナガイレーベ、ヒマラヤ
 
【海外】
米1-3月期GDP確定値(21:30)
EU首脳会議(~6/29)
《米決算発表》
ナイキ、アクセンチュア、マコーミック
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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