【寄り付き概況】
4日午前の日経平均株価は、前営業日比291円50銭安の2万7371円89銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、15.42ポイント安の1925.04で始まった。
前日の米株式市場は、NYダウは146ドル安と4日続落した。1~2日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)は、タカ派的な内容だったとの見方から、NYダウは4日続落した。
この米株安を受け、東京株式市場でも幅広い銘柄に売りが出ている。東エレクやアドテストなどの半導体関連銘柄や、電気機器の下げが目立つ。
為替は1ドル=148円30銭前後の円安で推移している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、5業種が高く、値上がりは卸売り、銀行など。値下がり上位に海運、精密、電気機器、証券など。
個別では、サイバーやヤマハ、横河電が下落している。ソフトバンクグループ(SBG)や海運株の下げも目立つ。一方、三菱自やコニカミノル、IHI、日立造は上昇している。
