【寄り付き概況】
20日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比265円73銭(0.84%)安の3万1164円89銭。19日の米株式相場の下落を受けて幅広い銘柄に売りが先行している。
前日の米株式市場は、NYダウが250ドル安だった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、この日の講演で経済の高成長や雇用の逼迫が続けば、将来的には追加利上げの可能性が残っていることを強調した。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も値を下げて始まった。
寄り付き時点で業種別では33業種中、7業種が高く、値上がりは鉱業、石油、鉄鋼、銀行など。値下がり上位に電気機器、輸送用機器、機械、不動産など。
東証株価指数(TOPIX)、JPXプライム150指数はいずれも下落している。
個別では、前日に4~9月期決算を発表したディスコが大幅安。東エレク、アドテストが売られている。ダイキンが安い。
一方、第一三共は買われている。東電HD、INPEXが高い。
