続落スタート、米株式の続落や円高などで売り

【寄り付き概況】

 
3日の日経平均株価は、前日356円39銭安の2万1422円22銭と続落してスタート。
 
前日のNYダウが500ドル近い下げで大幅続落、一時は600ドル目前まで下げる場面があった。1日発表の9月のISM製造業景況感指数に続き、前日に発表された9月のADP全米雇用リポートで雇用の伸び悩みが明らかとなり、景気減速への警戒感が更に高まった。。米政府が75億ドル相当の欧州連合(EU)製品に関税を発動すると発表し、欧州株が大幅安となったことも重荷となっている。
外国為替市場で1ドル=107円近辺まで円高が進んだことも輸出セクターに逆風材料となっている。東京株式市場でも電機や機械セクターなど景気敏感株を中心に売り圧力の強い展開を強いられている。
日経平均は2万1000円台前半に水準を切り下げる展開が予想される。
 
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで特に目立つのは鉄鋼、海運、非鉄など。
 
個別では、トヨタ、ホンダ、任天堂、ソニーが値を下げている。キーエンス、村田製、ファナックも軟調。JT、武田が売りに押されている。ソフトバンクG、ファーストリテ、三菱UFJ、三井住友もさえない。コロプラが安い。
半面、塩野義が堅調、ニトリHD、オンワードHDが値を上げている。

テクニカル的には、住友林(1911)、太平電(1968)、プリマ(2281)、エプコ(2311)、ワールド(2429)、ウェルシア(3141)、TOKAI(3167)、ミサワ(3169)、クリレス(3387)、ワールド(3612)、Vキューブ(3681)、大王紙(3880)、オークネット(3964)、大幸薬品(4574)、C&R(4763)、ミルボン(4919)、日ヒューム(5262)、愛知鋼(5482)、太平金(5541)、文化シャ(5930)、洋エンジ(6330)、サンケン(6707)、SMK(6798)、TOA(6809)、三井ハイ(6966)、Gセブン(7508)、エコス(7520)、トップカル(7640)、トランザ(7818)、上新(8173)、オークワ(8217)、地銀セク、丸三(8613)、スターツ(8850)、中央倉(9319)、安田倉(9324)、宇徳(9358)、NTTデ(9613)、イチネン(9619)、乃村工(9716)、松屋フ(9887)、大庄(9979)が動兆。

 

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