続落スタート、米株安受け

【寄り付き概況】

7日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比322円38銭安の3万2450円64銭。

前日の米株式市場は、NYダウは366ドル安と続落。米6月ADP雇用統計は、非農業部門の雇用者数が市場予想を上回った。これを受け、7日発表の米6月雇用統計も強い内容になるとの見方が浮上。米金融引き締め策の長期化観測が強まった。

米株安を受け、東京株式市場も日経平均株価は値を下げてスタートした。また、為替は1ドル=143円90銭前後と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、全業種が安く、値下がり上位に鉱業、証券、機械、非鉄、不動産など。

上場投資信託(ETF)の分配金拠出に向けた売りへの思惑も投資家心理の重荷になっている。業種別では鉱業や機械、輸送用機器などの下げが目立つ。

東証株価指数(TOPIX)は続落している。

個別では、ダイキンやINPEX、リクルート、ホンダ、テルモが安い。エーザイは急落している。一方、東エレクや任天堂、キリンHDは上昇している。

 

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