続落スタート、米株安でリスク回避

【寄り付き概況】

日経平均株価は続落して始まった。始値は前週末比412円78銭安の2万6692円48銭。下げ幅は一時550円を超えた。
 
前週末22日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数、S&P500指数の主要株価3指数が揃って大きく売り込まれ、NYダウの下げ幅は一時1000ドルを超えるなど今年最大の下げ幅を記録した。
 
東京株式市場もこれを受け主力株をはじめ幅広くリスクオフの流れとなり、日経平均株価は大幅続落を強いられる状況にある。FRBによる金融引き締め政策のピッチが速まることへの警戒感が改めて強まるなか、国内企業の決算発表本格化を控える東京株式市場でも買い手控えムードが強い。日経平均は寄り付き時点で2万7000円大台を割り込む展開となっている。
 
業種別では、コマツ、ダイキンなどの機械株や、JAL、ANAなどの空運株が下落。三井金属、住友鉱などの非鉄金属株や、トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株も安い。郵船、商船三井などの海運株や、ソニーG、キーエンスなどの電気機器株も軟調。日本製鉄、JFEなどの鉄鋼株や、クレセゾン、オリックスなどのその他金融株も下げるなど、全業種が下落している。

 

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