続落スタート、米株安でリスク回避

【寄り付き概況】

29日午前の日経平均株価は前日比572円04銭安の2万9611円92銭と大幅安で始まった
 
前日の米国株市場ではインフレ懸念を背景とした米長期金利の上昇を嫌気して全面安商状となり、NYダウは570ドル近い下げとなったほか、ナスダック総合指数も400ポイントを上回る急落を余儀なくされた。東京株式市場でも米株市場の急落を受け、主力株をはじめリスク回避の売り圧力が強く、日経平均は寄り付き段階で3万円大台を大きく割り込む展開となっている。きょうは自民党総裁選の投開票が行われるが、決選投票にもつれ込むとみられ、取引時間中は結果が判明しない可能性が高いだろう。
 
きょうは9月末の配当権利落ち日で、配当落ち分の181円程度、日経平均の指数は下押しされる。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=111円台の半ば(28日は1ドル=111円24-25銭)、1ユーロ=130円台の前半(同130円00-04銭)で取引されている。

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