【寄り付き概況】
6日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比305円26銭安の3万9792円37銭。
主力株を中心に幅広く利益確定の売りが広がり大幅続落でスタート。日経平均は4万円大台を割り込んだ。
前日の米国株市場では大手ハイテク株などを中心に売られ、NYダウなど主要株価指数が大きく下値を試す展開となった。2月の米ISM非製造業景況感指数が事前のコンセンサスを下回ったこともあり、週末の2月の米雇用統計を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせた。
一方、東京株式市場では前日に日経平均が3日ぶり小反落したものの短期的な高値警戒感は解消されておらず、きょうは米株市場が大幅安となったことを受け、3万9000円台後半で軟調な推移が予想されるだろう。
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が安い。東エレクやアドテスト、信越化など半導体関連の下げも目立つ。キヤノンやオリンパス、川崎汽も売られた。
一方、塩野義が高い。住友不や東建物、菱地所など不動産株の一角も買われている。
