【寄り付き概況】
連休明け7日午前の東京株式市場は、欧米株式市場がまちまちだった一方、外為市場の円高進行や軟調な日経225先物にさや寄せした売りに、日経平均株価は前営業日比150円83銭安の1万9468円52銭と、続落して始まった。
前日のNYダウが3日ぶりに反落、発表されたADP全米雇用リポートが大方の事前コンセンサスを更に下回る悪化で、統計がある2002年以降最大の落ち込みを記録しており、これが東京市場でも懸念されて下値模索の動きを誘発している。
外国為替市場で1ドル=106円台前半とドル安円高水準で推移していることも輸出株中心に買い手控え要因となっている。ただ、日経平均は5連休に入る直前の今月1日に570円強の急落をみせていることで、下値では値ごろ感からの押し目買いや空売り買い戻しが想定され、売り一巡後に下げ幅は限定的なものにとどまるとの見方も出ている。
個別では、ファナック、ファーストリテ、トヨタが安く、ソフトバンクG、TDK、JR東海は売られている。
半面、アドバンテス、信越化、中外薬が堅調となっている。
テクニカル的にはアイロム(2372)、電産シス(3630)、Klab(3656)、ブロドリ(3673)、ぴあ(4337)、CTS(4345)、コメリ(8218)、ソディック(6143)、コメリ(8218)、京阪神ビ(8818)、沖電(9511)、JBCC(9889)が動兆。
人気はウェルネット(2428)、UUUM(3990)、Aiming(3911)、フューチャー(4722)、タカラバイオ(4974)、すらら(3998)、川本産(3604)、アクモス(6888)、リプロセル(4978)、テラ(2191)、窪田薬(4596)、日本ガス(8174)、良品計画(7453)、東和薬品(4553)。
